3周年

 早いもので、開院して3年が経ちました。
 今日は、休日当番医として、開院記念日を迎えました。気がつくと、出勤の沿道の桜並木もうっすらと色づき始め、ピンク色のカーテンに見守られての出勤がこれから数日間楽しめそうです。
 新年度の開始に一足早く、先月にプリウス修悦体安田クリニック号」がリニューアルされました。
 実は、初代のプリウス修悦体安田クリニック号」よりも先に、4年近くも前に予約をしてあった、「PHV(プラグイン・ハイブリッド)プリウス」がようやく納車されたのです。

 瓜二つですが、外装にわずかな違いがあるのと、ボディー左側の給油口の他に、右側に充電口があるのが特徴です。
 
 家庭用電源(充電用設備の簡単な工事は必要ですが)で充電すれば、電気自動車としての使用が可能です。
 ただし、現在の電力事情では、火力発電由来の電気で走ることになるのですから、まったくCO2と無縁というエネルギーではありません。
 ソーラーパネルでの充電設備を、診療所に近い将来設置しようと計画しています。そうすれば、電気自動車としての走行時にはCO2負荷のない走行が可能になります。
 環境対策の他に、PHVを購入したおおきな目的がもうひとつあります。
 大災害が発生した際、自院のソーラーシステム・電力会社の電気の供給・ガソリンの供給のどれか一つの手段でも活用可能な状況であれば、災害時にも救護所や自宅で避難生活を送る患者さんの元に診療に駆けつけることができるはずだと考えています。
 3万5千kmもの道のりを、2年9カ月の間ともに走り抜けた愛着のある相棒である先代のプリウスは、豊田市の実家の母親の車が古くなって車検を通すのが難しくなったので、私の代わりに里帰りをしてもらい、親孝行をしてもらうことになりました。