いざという時のために

 11月28日、北小学校で浜松市医療救護訓練が行われました。ボランティアで模擬患者さんに扮した地域の皆さんや看護学生さんたちの、ハリウッド映画も真っ青な特殊メークや迫真の演技に、参加させていただいた我々医師たちも、トリアージ(重症度の程度の重みによる順位づけ)と救護処置に真剣な議論を重ねながら夢中になって、あっという間に訓練が終わりました。
 それにしても、自主防災隊の皆さんの応急処置や搬送の手際の良さや正確さには、全く脱帽です。日ごろ、いかに皆さんが自主的に意識を高めて地域で訓練に取り組んでいるかが、本当によくわかりました。

 東海地震の脅威は常に目の前にあるという意識を、私自身も肝に銘じた日曜日の朝でした。