9月19日、日中には、「富士物産フェア」に出かけてきました。「富士物産」は、浜松で石油やガスなどのエネルギー事業の他、住宅関連事業やＢＭＷ、プジョーなどの輸入車ディーラーなどを展開する、地域密着の商社です。毎年、この時期に事業紹介と顧客への感謝のイベントを開催していらっしゃいます。
安田クリニックの建築・空調設備やガス・水周り、待合室の飲料水に至るまで、富士物産グループのお世話になっています。子供たちも毎年富士物産フェアを楽しみにしていて、昨年の富士物産フェアでゲットした金魚が2匹、ふたまわり以上大きくなって我が家の金魚鉢で一年経った今も、元気に泳いでいます。
今年は特に浜名湖ガーデンパークで盛大に行われ、「富士宮焼きそば」「横手焼きそば」「佐世保バーガー」などのＢ級グルメもずらりと並び、同日に厚木市で行われていた「Ｂ-１グランプリ」会場にいるのではないかと錯覚するほど盛況でした。
なんとなくおなかもいっぱいになりかけたところでゆっくりする暇もなく、実はクリニックの地元、都田町の沢上地区のお祭りが同時進行で進んでおり、富士物産の皆さんにあいさつもそこそこに一目散に買い出しに走り、夕方のクリニック駐車場での練りの買い出しと準備に向かいました。
前日にすでに子供さんたちのために駄菓子を買っておいたのですが、「ルビュール」の「ラウンドロール」２００人分と「天神屋」さんの「静岡おでん」３５０串は、さすがに直前に仕入れなければなりません。
おでんの鍋を６個、ファミリーユースの７人乗りのトランクに積んでクリニックまで走るのですが、信号でのGo and stopや、角を曲がる度に鍋のおでんのつゆが大きく波打ち、つゆを床にこぼさないようにデリケートな運転を強いられます。まるでフジワラタクミがアキナ山のワインディングロードを、藤原豆腐店の豆腐を台無しにしないように、カップホルダーにセットしたコップの水を波立たせないで８６トレノを駆る様を思い出しながら、クリニックまでの道中は心臓が高鳴りました。
９月２６日は、沢上地区の敬老会にお招きをいただきました。ささやかな講演会をさせていただいたのですが、敬老会に御参加されているお元気な皆さんのお姿を見ると、私のほうが健康に長生きをする秘訣を教えていただきたいぐらいです。
お祭りでも、敬老会でも、お顔・お名前をよく存じ上げている方が増えてきました。
思えば、上棟式からこのブログを始めて２年。地域に根付く喜びを実感する日々です。
本当に浜松で、都田で開業医になった幸せを感じるこの頃です。
