極細胃カメラ

 5月11日、新兵器が納入されました。
 その名も「GF-PQ260」。

 この春に発売されたばかりの、オリンパス社製の直径7mm台の、経口の極細の胃カメラです。
 細径の胃カメラというと、経鼻の内視鏡が広く知られています。私自身も、鼻からの胃カメラを何度か自分の体で試してみましたが、鼻の麻酔に、私自身が違和感を感じるところがありました。
 「GF-PQ260」は、細いのに画像の質も良く、鼻の麻酔を必要としませんので、準備もあっさり簡単です。口から入れても、のどの異物感が少ないうえに、胃の出口(幽門)を通過する際の、「ちょっと押された感じがありますね〜。ごめんなさい〜!」といった違和感がほとんど有りません。検査が手軽に、手短に、精密に受けていただけるようになりました。検査をさらに身近なものに感じていただく扉の鍵になるものと、ワクワクしています。