師走もいよいよ下旬となり、あわただしくなってきました。
｢先生、本当に駆けずり回っていて、本当に医師走るの師走だねぇ！｣おおぞら薬局の松島先生にしみじみと言われます。安田クリニックでは、インフルエンザ感染が疑わしい患者さんで、車で来られた方の診療をドライブスルー式に行っています。まずは、他の患者さんへの感染拡大を防ぐことが目的です。もう一つの目的は、気兼ねなく、体と心の負担を最小限にしてにして待っていただくための苦肉の策でもあります。待合室の他の患者さんの眼を気にしながら咳をこらえるのは、けっこうつらいものです。だるさを感じる体を、他人の眼を気にせずに横になりながらお気に入りの音楽やテレビ番組あるいはDVDを楽しみながら自分のペースで過ごせる場所、それを追求すると今時のマイカーであるとの答えにたどり着きました。
ですから、私が、駐車場の患者さんの車に駆け寄って鼻に綿棒を入れる検査をしたり、駐車場を走りまわって診療をすることが１２月になって日常茶飯事になってきました。
西は細江町、東は磐田市まで往診に駆け回っており、正直バテぎみでもあります。おかげで、松島先生にもお薬の訪問調剤をお願いすることが増え、｢薬剤師走り回る｣師走でもある今日この頃です。
