大晦日

 浜松では珍しく雪の舞った元日の休日当番医に始まった2010年も、あっという間に雪のちらついた大晦日を迎えました。
 何から何まで手探りだった開業医一年生の昨年は今ひとつぴんと来なかったのですが、雑用に追われながらも仕事が定着してきた今年は、勤務医時代に比べて地域に密着した意識を持つせいか、世相の移り変わりの空気をいささか敏感に感じ取るようになった気がします。
 来年は、年男です。修悦体の飄飄とした味わいを身にまとったプリウスで、殺伐とした空気を少しでも吹き払うべく、ウサギのようなフットワークで往診に走り廻りたいと思います。