日本外科学会に「安田クリニック」の看板が!?

 今日は、日本外科学会総会の最終日。診療所を休診させていただいて、名古屋市国際会議場へ行ってきました。
 あらかじめ、掲示物を貼り出してはみましたが、お知らせの工夫が不十分だったと思います。お問い合わせのお電話を下さった方もいらっしゃいました。もしかしたら、留守の診療所にお越しいただいた方もいらっしゃったかもしれません。ご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます。
 日本外科学会は、外科医が集う学会の中でも最高峰に位置づけられる権威ある学会です。今回は、特に発表すべき演題があったわけではありませんでしたが、日々進歩する医学・医療に足並みをそろえて知識と見聞をアップデートしていくことはとても重要です。外科専門医の資格の更新時期が目前に迫っており、更新の申請に必要なポイントを確保する必要にも迫られていました。
 昼食のお弁当をいただきながら講演を聴く、「ランチョンセミナー」が11演題用意されていたのですが、そのうち、「緩和医療」に関するテーマが2題ありました。その1題が、浜松医療センターの池松先生の膵がんの治療と緩和医療についての内容だったものですから、整理券を手に入れて、迷わずその会場に入りました。
 池松先生が、わかりやすく流れるように淀みのない口調で、富士山や浜名湖浜松市の「ウナギ犬福市長」、医療センターを紹介するイントロから、OPTIMの取り組みについての話題へのつなぎのなかで「医療センターの医局の窓から見える二つの「在宅緩和医療」の看板としてコメントされた次の瞬間です!
 
馴染み深い話題の安心感に、かの「なだ万」のお弁当に箸が進んでいたところでした。思わず口の中のご飯粒を吹き出しそうになりました。スクリーンに、まさしく「修悦体」の「安田クリニック」が大写しになっているではありませんか!!
 講演の後の質疑応答で私が質問に立ったら、今度は池松先生が、驚いた表情浮かべて思わず苦笑いをされていました。質問の冒頭で、栄えある日本外科学会総会において自慢の看板を御披露いただいたことの御礼を申し上げたら、会場を埋めていた全国から集まってきている外科のお医者さんたちからもなごやかな笑いが起こっていました。
 昔、ハワイのワイキキの一等地にある、海外ウェディングの現地法人のビルで、家内を担当したエステティシャンから、「御主人様は御殿場のお医者様とうかがいましたけど、どちらの病院ですか?もしかしたら富士病院ですか?うちのおばあちゃんがお世話になっているんです!!」と言われたことを思い出します。